処分場の区分と構造

廃棄物の終着点として知られている最終処分場ですが、その用途や特徴によって、いくつかの区分に分けられています。
それらの区分や立地条件などにもよって構造も大きく異なり、一口に最終処分場といっても、どういうものなのかを特定することはできません。
最終処分場には、おおまかにわけて一般処分場、産業処分場という区分のほか、廃棄されているものの状態に応じて遮断型処分場、安定型処分場、管理型処分場という区分にも分けられています。

まず、一般処分場と産業処分場のちがいですが、これは、埋設されているゴミが、一般家庭から排出されたゴミなのか、産業廃棄物なのか、ということです。
いくら一定の安全基準のもとに処理を行った上で最終処分場に埋設しているといっても、薬品などを扱う会社の産業廃棄物に対して不安感もあることでしょう。
最終処分場においても、一般家庭用のものと、産業廃棄物用のものが分けられているのです。

そのほか、埋設されているゴミの状況により名称を変えるものもあります。
遮断型処分場は、まさに核廃棄物などのように、環境や人体に大きな影響を及ぼすことが想定されるゴミで、いまだに環境や人への影響を残しているものを処分する場所です。
外界と触れさせないように安置する、といった特性を持ち合わせています。

それに対して安定型処分場は、一般ゴミの燃えカスのように、非常に安定していて、土壌や大気に悪影響を与えないであろうと評価されているものが埋設されています。
最終処分場の中でも最も安全性が高いものということができることでしょう。

そして管理型処分場については、上記の二種類に明確に分けることができず、別途管理を行うことが必要されているものなのです。
このように、一口に最終処分場といっても、その種類がさまざまであることはわかったかと思います。
そのほか、平地に山のように積み立てる構造、大きな穴をまず堀り、そこを埋め立てる構造などもあります。