最終処分場の問題

ゴミの最終処分場は、私たちの生活に欠かせない施設です。
一方で様々な問題を抱えています。

まず大きな問題となるのが環境の悪化です。
最終処分場で処理されるゴミは、再利用が不可能なものばかりであり、多数の有害物質を含んでいます。
その物質が土壌に溶け込むおそれがあるだけでなく、空気中に飛散する可能性もあります。
これらの問題を解決するために、最終処分場で処理法を工夫し、住宅地から離れた場所に施設を建設する方法を採用しています。

しかし、ここで起こる問題が建設に関する問題です。
最終処分場の建設を巡って、近隣住民の反対運動が起こることもあります。
過去には幾度と無く反対運動が発生しており、裁判になった事例も少なくありません。

このような運動が起こり、最終的に建設を取りやめるケースもあります。
慎重な建設場所の選定は、全ての最終処分場が抱える問題と言えます。
広い土地も必要なことから、都市部では用地の確保も難しいとされています。

ゴミが発生する臭いも問題となります。
最終処分場に持ち込まれるゴミは様々ありますが、悪臭を放つ廃棄物も少なくはありません。
特に埋立式の処分場では、このようなゴミが発する臭いが大きな問題になるのです。
近隣に施設や工場がある場合は大きな問題となるだけでなく、周辺地域に飛散する可能性もあります。

また、健康に関する問題も無くなったわけではありません。
今でこそ技術が改良され、極力無害な処理法が出来たとはいっても、健康に対する不安は消えないのです。
特にダイオキシンやヒ素のように、体に大きな影響を与える物質の扱いが問題となります。
これらが空気中に飛散し、誰かの健康に害を与える可能性も無いとは言えません。

このように、最終処分場に関しては様々な問題があります。
環境悪化の懸念や臭い、処分場の建設場所など、解決すべきことは多いのです。
昔と比べて少なくなりましたが、今後もこのような問題は発生すると考えられます。